つくしあきひと氏が描く大人気ダークファンタジー『メイドインアビス』。緻密に作り込まれた神秘的かつ残酷な大穴「アビス」の深淵に挑むキャラクターたちは、過酷な運命の中で複雑かつ強烈な人間関係・絆で結ばれています。
アニメ第1期、劇場版『深き魂の黎明』、第2期『烈日の黄金郷』を経て、続編アニメ『目覚める神秘』の制作も決定しており、物語は深界六層から七層へとさらに深化しています。「リコ隊のメンバー同士の絆や過去の因縁は?」「白笛同士(ライザ・オーゼン・ボンドルド・スラージョ)の師弟・ライバル関係は?」「成れ果て村(ガンジャ隊)や呪詛船団(ヘイルヘックス)の人物関係を相関図で整理したい!」という読者・視聴者も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、『メイドインアビス』に登場する主要キャラクターの相関図・勢力関係を分かりやすく完全整理しました!リコ隊の固い絆、白笛たちの師弟・因縁、成れ果て村の愛憎劇、原作最新編の呪詛船団まで、確定事実と考察を明確に分けて一覧で解説します。
※本記事はキャラクター同士の関係性を整理した「相関図まとめ」です。登場人物個別のプロフィール一覧や人気・強さの比較を知りたい方は、以下の関連記事もあわせてご覧ください。
- 【メイドインアビス】キャラ一覧まとめ|所属・白笛・成れ果て別の登場人物プロフィール
- 【メイドインアビス】人気キャラランキングTOP10|1位ナナチの魅力と人気投票結果
- 【メイドインアビス】強さランキングTOP10|最強はファプタか白笛か?戦闘力と作中根拠を徹底解説
- 【メイドインアビス】白笛一覧まとめ|意味・材料(ユアワース)の生成条件と歴代卿を徹底解説
- 【メイドインアビス】上昇負荷(呪い)一覧まとめ|各階層の症状・力場の仕組みと4層〜6層の違いを徹底解説
- 【メイドインアビス】階層一覧まとめ|1層〜7層・最果ての極奈の深度・上昇負荷と原作の現在地を解説
- 【メイドインアビス 目覚める神秘】原作のどこまで描かれる?対応巻数・あらすじ・スラージョ編の見どころを徹底解説
- 【メイドインアビス】アニメはどこまで?映画・2期の原作対応巻と続きは何巻から読めるか解説
- 【メイドインアビス】アニメ・映画の見る順番早見表|劇場版「深き魂の黎明」を飛ばしてはいけない理由
- 【メイドインアビス】完結してる?打ち切りや休載の噂の真相・最終回は何巻でいつかを徹底解説
※注意:本記事にはアニメ第1期・劇場版・第2期『烈日の黄金郷』および原作コミックス最新刊(単行本12巻・13巻以降)のネタバレが含まれます。
🗺️ 【全体相関図】『メイドインアビス』の勢力・陣営マップ
『メイドインアビス』の人間関係は、アビスの深度や所属グループごとに大きく分類されます。まずは物語に登場する主要陣営と関係性の全体像を整理しました。
| 陣営・グループ | 主なキャラクター | 拠点・階層 | 関係性の特徴 |
|---|---|---|---|
| リコ隊(主人公一行) | リコ、レグ、ナナチ、ファプタ、メイニャ、(プルシュカ) | 深界一層〜深界七層へ潜行中 | 互いの弱さを補い合い、命を預け合う一蓮托生の探窟隊 |
| 歴代の白笛 | ライザ、オーゼン、ボンドルド、スラージョ、ワクナ | 深界二層〜深界七層 | アビスの深淵に挑む最高位探窟家。師弟関係や独自の目的で交錯 |
| ベルチェロ孤児院・オース | ジルオ、ナット、シギー、キユイ、ハボルグ | 地上(オース)〜深界一層 | リコの育ちの故郷。リコたちのラストダイブを陰ながら後押し |
| 監視基地(シーカーキャンプ) | オーゼン、マルルク、イェルメたち護衛隊 | 深界二層(誘いの森) | ライザの師匠オーゼンが管理。リコとレグを鍛え上げた拠点 |
| 前線基地(イドフロント) | ボンドルド、祈手(アンブラハンズ)、ミーティ、プルシュカ | 深界五層(なきがらの海) | 黎明卿の研究拠点。祝福とカートリッジの実験による深い愛憎 |
| ガンジャ隊&イルぶる | ヴエコ、ワズキャン、ベラフ、イルミューイ、マジカジャ、マアアさん | 深界六層(成れ果て村) | 数百年前の決死隊。イルミューイの母胎化と「価値」を巡る悲劇 |
| 呪詛船団(ヘイルヘックス) | スラージョ、ニシャゴラ、ヤタアマノ、テパステ、クラヴァリ | 深界六層〜七層 | 白笛スラージョ率いる私設探窟隊。リコ隊と共闘・同盟を結ぶ |
以下のテキスト相関図は、作中における各勢力・主要人物の繋がりを視覚的に表したマップです。
【地上:オースの街】
ジルオ(月笛/師匠) ─── 指導・見送り ───→ リコ & レグ
ナット / シギー / ハボルグ ── 支援 ──┘
│ (ライザの愛弟子)
▼
【深界二層:シーカーキャンプ】
オーゼン(不動卿/師匠) ── 師弟・盟約 ── ライザ(母/殲滅卿)
│ 育成・試練 │ (実母)
▼ ▼
【リコ隊(主人公パーティー)】 ◀─────── リコ(白笛/子ども卿)
├─ レグ(相棒・オーバード) ── 過去の記憶? ── ライザ
├─ ナナチ(頭脳・医療) ── 親友・魂の解放 ── ミーティ
├─ ファプタ(戦闘・成れ果ての姫) ── 過去の約束 ── レグ
├─ メイニャ(案内・力場感知)
└─ プルシュカ(命を響く石/白笛) ── 強い愛 ── リコ
【深界五層:イドフロント】
ボンドルド(黎明卿) ── 狂気の実験 ── ナナチ & ミーティ
│ 養父・カートリッジ化 (祝福と呪い)
▼
プルシュカ ── 自らを白笛へ ──→ リコ隊の力に
【深界六層:成れ果て村(イルぶる)】
イルミューイ(母胎) ── 親子(末子) ── ファプタ(姫)
│ 母娘の絆
▼
ヴエコ(三賢) ── 対立と苦渋 ── ワズキャン / ベラフ(三賢)
【深界六層〜七層:呪詛船団】
スラージョ(神秘卿) ── 同盟・共闘 ── リコ隊
│ 眷属(獣相)
ニシャゴラ / ヤタアマノ / テパステ(謎の潜入者・元クラヴァリ隊)
🎒 リコ隊(探窟隊)の人物相関図と深い絆
物語の主軸となるリコ隊は、それぞれ異なる出自と過酷な過去を持ちながら、強固な信頼関係で結ばれた唯一無二の探窟隊です。メンバー同士の相関関係を詳しく解説します。
リコとレグ|運命の出会いと一蓮托生の絆
深界一層で巨大原生生物ベニクチナワに襲われていたリコを、レグが火葬砲で救ったことから二人の冒険が始まりました。リコにとってレグは「命の恩人であり、二度と離れない相棒」。レグにとってリコは「自分が誰なのかを探す旅路を共に歩む大切な主であり守るべき存在」です。
リコの天真爛漫で猪突猛進な行動力を、レグが機械の身体と戦闘力、そして慎重さで支えるという抜群のコンビネーションを誇ります。深界四層でタマウガチの毒に侵されたリコを救うため、レグが泣きながら腕を折る過酷な選択を迫られたエピソードは、二人の固い絆を象徴する屈指の名場面です。
ナナチとミーティ|祝福と呪い・魂を解放した無二の親友
かつて深界五層のイドフロントで、黎明卿ボンドルドの非人道的な人体実験(六層の呪いの肩代わり)に遭った二人。ミーティがナナチの分の呪いをも一身に引き受けたことで、ミーティは不死の異形となり、ナナチは人間性と知性を保った「祝福の子」となりました。
ナナチは苦痛を受け続けるミーティを安楽死させる方法を何年も探し続け、レグの「火葬砲」によってついにミーティの魂を解放します。ミーティを喪った絶望からリコ隊に救われ、以後は隊の参謀・医療担当として合流しました。成れ果て村(イルぶる)ではベラフが再現したミーティと再会し、再びの別れを経て過去のトラウマを完全に乗り越えています。
ファプタとレグ|過去の約束と成れ果て村崩壊後の同行
深界六層で登場した「成れ果ての姫」ファプタは、記憶を失う前のレグと深い交流がありました。レグはファプタに名前を与え、アビスの上層へ向かう際に「必ず戻る」と約束を交わしていました。
記憶を失ったレグとの再会に当初は戸惑いと怒りを覚えたファプタですが、村の崩壊と母イルミューイの呪縛からの解放を経て、母から託された「価値」と自身の意志でリコ隊への加入を決意。「〜そす」という口癖の圧倒的戦力として、共に深界七層への潜行を開始しました。
プルシュカとリコ|「一緒に冒険へ行く」想いが結晶化した白笛
深界五層で出会ったボンドルドの養女プルシュカ。外の世界を知らない彼女はリコと出会ってすぐに意気投合し、「一緒に冒険へ行きたい」と心から願いました。
ボンドルドによってカートリッジに加工される悲劇に見舞われますが、プルシュカのリコに対する強い想いは消えず、自らの命を「命を響く石(ユアワース)」へと変化させました。リコの手によって削り出された白笛(子ども卿)となり、レグの真の力を覚醒させるキーアイテムとして今もリコと共に冒険を続けています。
📯 白笛(最高位探窟家)たちの師弟関係・因縁と探窟隊
アビスの深淵に挑む最高峰の探窟家「白笛」。彼らはそれぞれ独自の探窟隊や拠点を持ち、過去の出来事やアビスの解明を巡って複雑な因縁で結ばれています。
オーゼンとライザ|不器用な師弟愛とリコ誕生の盟約
不動卿オーゼンは殲滅卿ライザの武術・探窟の師匠です。かつて深界四層でリコが死産した際、オーゼンは特級遺物「呪い除けの籠」を運び、死んだはずのリコが息を吹き返す奇跡をライザと共に目撃しました。
ライザから「もしリコがアビスに挑む日が来たら力を貸してほしい」と託されたオーゼンは、深界二層の監視基地(シーカーキャンプ)でリコとレグに猛烈な試練を課し、深層で生き抜くための戦い方とサバイバル技術を伝授しました。冷酷に見えて最もライザとリコを想っている不器用な保護者です。
ライザとジルオ|ベルチェロ孤児院へ繋がる師弟の系譜
地上オースのベルチェロ孤児院で子どもたちを指導するジルオ(月笛)は、かつてライザの探窟隊で指導を受けていた直弟子です。ライザがラストダイブに出る際、幼いリコの養育と保護を託されました。ジルオはリコたちの潜行計画に気づきながらも、探窟家の心得を記したメモを託して温かく送り出しました。
ボンドルドとリコ隊・ナナチ|悪意なき狂気と祝福の実験
黎明卿ボンドルドは、ナナチやミーティ、そして自らの娘プルシュカを実験材料にした残酷な研究者です。しかし彼には他者を害する悪意やサディズムが一切なく、「被験者となった子どもたち全員を心から愛している」という底知れぬ狂気を持っています。
リコ隊との激闘の末に敗北したボンドルドは、リコとプルシュカの絆が生み出した新たな白笛の輝きを称賛し、二度と戻れない深界六層への旅立ちを心から祝福して見送りました。
スラージョ(呪詛船団)とリコ隊|深界七層を目指す共闘同盟
神秘卿スラージョは、探窟隊「呪詛船団(ヘイルヘックス)」を率いて正規の許可なく深界六層へラストダイブを強行した白笛です。深界六層でリコ隊と遭遇し、当初はリコたちを警戒してテスト(戦闘・適性審査)を行いますが、リコ隊の実力と覚悟を認め、深界七層「最果ての極奈」へ突入するための共闘関係を結びました。
白笛と「命を響く石(ユアワース)」の対応関係
白笛は「持ち主に命を捧げる意志を持った人間」が変異したユアワースから作られます。作中に登場する白笛の材料と関係性を表にまとめました。
| 白笛の所持者 | 二つ名 | 白笛の原材料(ユアワース) | 関係性・生成の背景 |
|---|---|---|---|
| リコ | 子ども卿 | プルシュカ | 「一緒に冒険に行きたい」という強い愛と願いから自らを捧げた親友 |
| ボンドルド | 黎明卿 | ボンドルド自身の原初の肉体 | 自らの肉体を加工し、精神隷属機(ゾアホリック)で祈手へ意識を分散 |
| ライザ | 殲滅卿 | ドンキ(推定・大切な人物) | 作中で「大切な人」を捧げたと語られる(詳細な過去は深層で明かされる見込み) |
| オーゼン | 不動卿 | 過去の重要な盟友 | 50年以上前に白笛を獲得した際のパートナー(詳細は作中未明示) |
| スラージョ | 神秘卿 | 盟友のユアワース | 鳥の嘴のような形状の白笛。独自の笛の響きで獣相の能力を覚醒させる |
🏛️ ガンジャ隊&成れ果て村「イルぶる」の悲劇と愛憎相関
アニメ第2期『烈日の黄金郷』で描かれた深界六層「成れ果て村(イルぶる)」は、数百年前に黄金郷を目指した決死隊「ガンジャ隊」の悲痛な選択から誕生しました。
ヴエコとイルミューイ|母娘を超えた無償の愛と哀しい運命
ガンジャ隊の三賢の一人ヴエロエルコ(ヴエコ)は、アビスの先住民であり不妊を理由に部族を追放された少女イルミューイと出会い、深い愛情で結ばれました。擬似的な母娘として心を通わせ合っていた二人ですが、水もどきの病に侵されたイルミューイが「欲望の揺籃」を与えられたことで運命が狂い始めます。
イルミューイは子どもを産み続ける異形へと変貌し、その子どもたちを隊員の命を救う食料として奪われ続けました。ヴエコは唯一子どもを食べることを拒絶し、イルミューイの苦痛と絶望に寄り添い続けましたが、イルミューイは巨大な成れ果て村そのものへと昇華。ヴエコは村の最深部「目の奥」に長年幽閉されることとなりました。
ワズキャン・ベラフ・ヴエコ|三賢の苦渋の決断と成れ果て化
ガンジャ隊を率いる幹部「三賢」は、全滅の危機に直面してそれぞれの道を選びました。
- ワズキャン:隊員の生存を最優先とし、イルミューイの子どもを調理して配る冷徹な決断を下す。自らも成れ果てとなり村の長として君臨。最後まで「更なる冒険」を渇望した。
- ベラフ:高潔な美男子だったが、子どもを食した罪悪感に耐え兼ね、自らの肉体・感覚をすべてイルミューイに差し出して龍のような成れ果てとなった。
- ヴエコ:子どもを食すことを拒み、人間の姿のまま村の底でイルミューイの想いを守り続けた。
コメントを残す